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ニュージーランド全土縦走にも耐える、堅牢な大容量55Lザック
ニュージーランドのアウトドアブランド「macpac(マックパック)」の大容量ザック「Te Araroa(テ アラロア)」。
その名前は「長い道」を意味する「テ・アラロア・トレイル」に由来しています。
ニュージーランド北端のレインガ岬から南端のブラフまで全長約3,000kmにおよぶ同トレイル。
通常3ヶ月から半年かかると言われる長旅を踏破するために開発された同社のシグネイチャーとも呼べるモデルなのです。
実は、島国である日本とニュージーランドには共通点が多く、それほど広い国土ではないにも関わらず急峻な山岳地帯が広がる両国は、非常に湿潤な気候で、登山時に雨が降ることもめずらしくはありません。
そんな日本と酷似した環境で作られたmacpac(マックパック)の新作アイテム、「テ アラロア」の特徴はシンプルかつタフ。
マックパック自慢のオリジナル生地「アズテック」がもつ耐水性・耐久性・ロングライフ性はそのままに、より軽さとしなやかさ、そして低環境負荷を追求した素材「アズテック ECO LW Canvas」を採用することで、ロングトレイルを歩き抜く軽さを備えています。
軽量化の追求は生地のみならずハーネスにまで及び、「テ アラロア」では同社最軽量を謳うハイキングハーネス「ヘリウムエア」を採用。55リットルもの大容量で本体重量を1,460g(W1)にまで抑えています。
同社を代表するモデルにはトランピング向けのWeka(ウェカ)と、ファストパッキング向けのHesper(ヘスパー)がありますが、「テ アラロア」はそれらを融合する新世代のモデルとも言えるでしょう。
かゆいところに手が届くポケット類
その出自がロングトレイル用ゆえに、スルーハイカーが求めるスペックをあますことなく最適化しているのも「テ アラロア」の魅力。
構造はシンプルながらハイドレーション対応の1気室。
急な雨風で装備を濡らさないよう、ドライバッグと同じ、ロールトップオーニングを採用。上部の生地を巻くことで、一般的なリッド(雨蓋)を組み合わせたバックパックよりも内部に雨水が浸透しにくく、悪天候時でも安心して使用できます。
荷物の増減にあわせて本体サイズが変えられるのもメリットのひとつですが、一方で、開閉や荷物の取り出しに手間がかかるのも事実です。
そんな場合に備えて、よく使う装備や食料、ボトルなどは豊富な外部ポケットで対応。
レインジャケットやヘルメット、濡れたテント、ゴミ袋といったかさばるものを収納しておけるスタッシュポケットをはじめ、さっと取り出せるように大型のジッパー付きポケットもフロントにレイアウト。
また、背負ったまま飲み物が出し入れできるサイドポケットに、財布や行動食を入れておけるウェストベルトポケット(ベルトは取り外し可能)まで、収納に過不足はありません。
さらに、トレッキングポールやピッケルなどを固定するアタッチメントも、使わないあいだは収納可能。
こうして余計に飛び出したベルトやストラップなどがないシンプルなフォルムゆえ、障害物に引っかかるといったアクシデントをも防いでくれます。
体型にあわせた男女バリエーション
「テ アラロア」には主に背面長にあわせた2モデル各2サイズを展開。
主に男性向けを想定した「テ アラロア60」は、ともに容量60リットルでS2とS3の2サイズを用意。
主に女性向けを想定し背面長が短くなった「テ アラロア55」は、ともに容量55リットルでこちらもW1/W2の2サイズが用意されています。
また、WOMENSモデルはバストを避けるようにハーネスがカーブした構造になっており、ウエストベルトも骨盤のカーブに合わせた形になっていて、女性ハイカーへの細かな配慮を感じます。
ロングトレイルに対応できる容量と堅牢さながら、重量は1,500g前後と比較的軽め。
ウルトラライトほど思いきれないし、かといって伝統的なザックでは歩き通せる自信がない。
そんな方にぴったりのモデルと言えましょう。
そも、ニュージーランドの気候は「1日に四季がある」と言われるほど、日本の夏山と非常に似ている環境。カンカン照りかと思いきや雨風が強くなり、時にはヒョウやアラレが降るなど、刻一刻と変化する状況にあわせた「テ アラロア」はアルプス縦走はじめバックパック旅でも活躍してくれること間違いなしです。