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ブラック /
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    高橋庄太郎監修
    YAMAP別注ダブルフェイス・ネックゲイター


     

    新型コロナウィルスの流行が収まらずあらゆる行動が制限されていた2020年に開発されたYAMAP別注ダブルフェイス・ネックゲイター。おかげさまで毎年ご好評いただき、発売とともにすぐに完売してしまう人気商品となりました。発売から3年目を迎えてもなお、いまだ再販をお待ちいただいているお客様も多くいらっしゃり、そんな声にお答えして今年も発売が決定いたしました。その人気の秘密を改めて、本商品を監修いただいたアウトドアライターの高橋庄太郎さんとともに、ひもといていきましょう。


     

    新型コロナウィルスの流行は未だ収まることなく、世界中であらゆる行動を制限される状況が続いています。山のなかでも他の登山者が周囲にいるときは、できるだけマスクやネックゲイターで口元を覆い、感染対策を行なうことがマナーとなりました。

    しかしマスクは、必要なとき、不必要なときに何度もつけ外ししなければならないのが面倒で、しかも紛失しやすいのが難点でした。一方、ネックゲイターは首からずり上げて顔を覆うだけなのでつけ外しの手間はかからないものの、湿り気を帯びると非常に息苦しくなります。また、この湿り気は、寒い時期には冷えをもたらし、保温性が高いネックゲイターの価値を下げる原因にもなってしまいます。

    寒い時期に使用することを前提に、ネックゲイター・ネックウォーマー本来の保温性を損なわず、マスク代わりにも使える“新しい山道具”はどんなものだろう? その答えのひとつとして生まれたのが、「ダブルフェイス・ネックゲイター」なのです。

    これは画期的! ”機能が異なる”ふたつのフェイス


    このネックゲイターの最大の特徴は、商品名にある通りの「ダブルフェイス(ふたつの面)」。円筒状のネックゲイターを縦に半分ずつ素材の使い方を変え、「厚手・保温性重視」、「薄手・通気性重視」の“ふたつの面”で構成し、シチュエーションによって使い分けが可能となっています。

    ちなみに、このネックゲイターは、ウェブや雑誌で山道具に関する連載を複数し、『山道具 選び方、使い方』という本も書いている山岳ライターの僕、高橋庄太郎の元ネタをもとにYAMAPとアイデアを煮詰め、細部まで練ったコラボレーション。さらにYAMAPとファイントラックが組み、そのアイデアをブラッシュアップし、ファイントラックが誇る素材と技術によって製品化を実現しました。



    では、その“ふたつの面”をもっと詳しく説明していきましょう。

    ”口と鼻を覆っても息苦しくない”、薄手にできたひとつの面


    はじめに「薄手・通気性重視」の面について。

    こちらに使われている表地は、ファイントラックの“ドラウト®︎タフ”。吸汗加工を施したナイロン繊維を、凹凸のあるドラウト®構造で仕上げることで、汗を積極的に吸い上げて拡散。肌のべたつきや濡れ感を軽減します。


    しかも抗菌防臭性も備え、長く使っても快適さが持続します。

    そこに裏地として組み合わせられているのは、ファイントラックを象徴するアイテムともいえる「ドライレイヤー®︎」の生地のひとつである“ドライレイヤー®︎クール”。


    防寒性が大事なネックゲイターなのに、撥水性と通気性を重視するために、あえて”ドライレイヤー®︎“を使っているのがポイントです。

    少し厚手で”適度な温かさ”に仕立てた、もうひとつの面


    そして次に「厚手・保温性重視」の面について。

    こちら側の表面に使われているのは、“ドラウト®︎クロー”。
    昨年のモデルから継続して採用している「ドラウト®︎クロー」ですが、2022年モデルは生地がアップデート。今までの機能はそのままに、生地強度と洗濯耐性がアップしています。


    程よい保温性を備えた軽量な生地に、ストライプ状に設けた通気部が内側の熱を速やかに排出。動き続けるアクティビティに適した行動保温素材です。
    また、汗をすばやく吸い上げ、蒸れにくいのも大きな特徴となっています。行動中に着用していても過度には暑苦しくならないように、”適度”な保温力に調整してあります。

    裏地は「薄手・通気性重視」の面と同様に、“ドライレイヤー®︎クール”。


    つまり、裏面はどちらも同じ“ドライレイヤー®︎クール”ながら、「通気性重視」のほうの表面には薄手の“ドラウト®︎タフ”を合わせ、「保温性重視」のほうの表面には厚手の“ドラウト®︎クロー”を合わせ、機能が異なる“ふたつの面”を実現しているわけです。

    ところで、共通して使われ、肌に直接触れることにもなる“ドライレイヤー®︎クール”は、“水分を肌から弾き飛ばし、その上の生地に吸い込ませて、肌のドライ感を保つ”素材として有名です。


    冬でも晴れた日は汗ばむような時もありますが、ドライレイヤー®︎クールを使った裏地であれば、かいた汗はすぐに肌から表面への素材へと移っていき、いつもドライ。さらっとした肌触りが得られます。ドライレイヤー®︎クールには、通気性のよさだけではなく、ドライレイヤー®︎本来の持ち味である“発汗への対応”というメリットも、もちろん期待できるのです。

    さて、下の写真の左側は”ドラウト®︎タフ“を使った「薄手・通気性重視」の面で、右側は“ドラウト®︎クロー”を使った「厚手・保温性重視」の面になります。


    光で透かして見ると、双方の生地の厚みの違いや、通気性、保温性の差などがイメージできるのではないでしょうか?

    ここまでは「素材」を中心とした製品の特長の話でしたが、この後は具体的な「使い方」に移ります。

    ”ふたつの面”は、どのように使い分ければ効果的?

    寒い屋外では「厚手・保温性重視」の面を正面に持ってきます。
    この場合、保温性よりも通気性を重視した面は首裏にまわります。すると、首裏が寒いのではないかと思われるかもしれません。


    しかし、もともと首の裏はいっしょに着ているアウターの襟で保温されている場所。だから、風を通しにくく、保温性が高い面で首の前を守れば、首全体をしっかりと防寒できるのです。

    人が多い場所での歩行中や温かい室内では、「薄手・通気性重視」の面を正面に位置させます。


    サージカルマスクなどに比べれば飛沫を抑える効果は薄れますが、周囲の人への配慮として山小屋内、食堂内などではこんな使い方をお薦めします。
    スキー場のロープウェイ乗り場やトイレなどでも活躍するはずです。


    山中でも、とくに人が集まりがちな山頂や登山口では、街中同様に口元を隠すのがマナーです。

    こんな風に、「シチュエーションに合わせて前後を入れ替えて使える」のが、“ダブルフェイス・ネックゲイター“の最大の特徴というわけです。こんなネックゲイターはこれまでのアウトドア界には存在せず、まさに画期的かつ斬新な製品となりました。

    このダブルフェイス・ネックゲイターはフリーサイズ。伸縮性が高いので、“自分は顔が大きい”などと思っている方でもフィットします。反対に、“私は小顔”と自信がある方は、ずり下がるのが心配かもしれません。しかし、その問題についても対応済みです。

    耳にかけられるコードで、ずり下がりの心配なし!

    このネックゲイターの上部には伸縮性のドローコードがつけられており、コードロックで締め付けることができます。


    ドローコードを引き絞ると、余分な部分が邪魔になるものです。しかし、その問題にもしっかりと対応。コードガイドを付けることにより、ゴムのバタつきを抑えています。


    さらに、このドローコードの一部は両サイドから外側へあえて露出させています。これはドローコードを両耳にかけられるようにするための工夫です。


    こうすると、ドローコードをあまり引き絞らなくてもネックゲイターが鼻よりも下にずり落ちることがありません。ゴムによる締め付け感が好きではない方は、このように”耳にかける“形で使用してもよいでしょう。

    さりげなくおしゃれ。波のようなステッチ

    ダブルフェイス・ネックゲイターの表面には波を打つような曲線のステッチ(縫い糸)が見られます。これは表地と裏地が離れないようにつなぎ合わせるためのものですが、デザイン上のアクセントにもなっています。


    「薄手・通気性重視」の面はチャコール、「厚手・保温性重視」の面はブラックという、ともすればシンプルすぎて面白みに欠けるルックスになるネックゲイターが、この曲線を描くステッチによって、ぐっとセンスよく見えてくるのが不思議です。

    貴重な限定生産品。試してみる価値は大いにアリ


    一度使ってみれば、”ダブルフェイス・ネックゲイター“は、既存のネックゲイターとは一味も二味も違う画期的な新型だとわかるはずです。僕自身、テストを兼ねて何度も山中で使ってみましたが、そのでき栄えには大満足。人が多い場所では簡易的なマスク代わりになる「薄手・通気性重視」の面が想像以上に便利でしたし、寒冷な山中では暑苦しくも寒すぎもしない適度な保温力が非常に役立つことを実感しました。

    この”ダブルフェイス・ネックゲイター“、今回は数量を限定して製作しています。ご興味がある方は買い逃さず、ぜひ試してみてください。