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グレー /

モスグリーン /

ブルー /
二つの顔を自在に使い分けるユニークで自由なスタッフバッグ
山に出かけるためのパッキングに欠かせないアイテムのひとつが、スタッフバッグ。
さまざまな形のギアやウェア、こまごまとした荷物を分類して、必要な時にさっと取り出せるようきれいにバックパックに詰めるために、軽くて丈夫なスタッフバッグは、地味だけれどとても役立つ、山の道具のひとつです。
パーゴワークスの「ダブルフェイススタッフバッグ」。
一見よくあるメッシュポケット付きの収納袋に見えますが、そこは常にユニークなアイテムを生み出す「パーゴワークス」のこと。世の中にたくさんあるものを、あえて作るようなことをするはずがありません。
薄手のナイロン素材にメッシュのポケットがついた、いわゆるキンチャク型のベーシックな形。普通とは少し違うのが、収納スペースの容量の割合です。
よくあるメッシュポケット付きのバッグでは、メインの収納が8から9に対して、メッシュポケットは1から2という割合が一般的だと思うのですが、このバッグは、真ん中に仕切りが付けられています。
しかし、スペースの割合は5対5というわけではありません。その割合を0から10まで、自在に決められるフレキシブル構造。メッシュ側とナイロン側を隔てる真ん中の仕切りが立体的に作られていて、入れるものの量に合わせて、自在に位置を変えることが可能なのです。
つまりメッシュポケット付きバッグではなく、メッシュバッグとナイロンバッグのどちらもがメイン収納として使える「可変的2気室構造」。このことが、山のパッキングはもちろん、あらゆるシーンで大きなメリットを与えてくれるのです。
メリット1:1つで2つのサイズが違うバッグとして使える
もっともシンプルなメリットは、2分割で使えるということです。
例えば1日目に使うものと2日目に使うもの、トップスとボトムス、調理道具と食材など。それぞれ別のスタッフバッグを用意するより手軽だし、これなら、同じ用途のものをまとめて収納できるので、荷物の分類がぐっとスムーズになります。
さらに、間仕切りが自由に動くため、2つのポケットに入れる荷物の量が大きく違っても、無駄なく収納が可能。もしポケットの容量が固定されていたら、片方は入りきらないのに、もう片方は隙間があるというようにムダができてしまい、それぞれをもっとサイズの合う別々のポーチに入れたくなるでしょう。
また、メッシュ側、ナイロン側の量が途中で増減しても、入れ替えずにそのまま使えるのも便利。たとえば数日分の着替えを、着る前のものと脱いだものを分けて収納すると、日がたつにつれて着る前のものが減り、脱いだものが増えるわけですが、間仕切りが荷物に合わせて移動するので、常にちょうどいい状態で収納ができるというわけです。
メリット2:ウェット&ドライを分けられる
ナイロンは薄手のナイロンにシリコン加工を施したシルナイロン素材。
パーゴワークスの代表作「ニンジャタープ」にも使われている素材なので、水に強いのが特徴です。防水仕様ではありませんが、ある程度の濡れをガードして、ほかの荷物を濡らしてしまうのを防ぐには充分でしょう。
一方、メッシュ素材のほうは通気性に優れるのが最大の特徴。乾いたものと濡れたものを分類するのには最適な構造です。
メリット3:見える収納と隠す収納を使い分けられる
メッシュポケットは中身が見えるのもポイント。
持ち物が多いときなど、どこに何が入っているかわからなくなってしまうことがありますが、メッシュポケットは外から確認できるし、同じバッグのナイロン側に何が入っているかも、わかりやすくなるに違いありません。
また、見せたくないもの、見えないほうがいいものはナイロン側に入れれば、すっきりと荷物がまとまって気分もいいもの。ゴミだとか、泥だらけのソックスだとか、ほかの荷物を汚す恐れのあるものもこちらに入れましょう。
メリットがわかったところで、パーツの詳細をチェックしていきましょう。
荷物をいっぱいに入れると、このバッグの形がよくわかります。底が丸い筒型ではなく、角のない立方体。この形はバックパックの中でデッドスペースができにくく、効率的にパッキングができます。
表面のナイロン素材は薄く滑りがいいので、バックパックの中にするりと入れられて、荷物の出し入れもスムーズ。
口の部分は、コードで一度に開閉が可能。コードロックが付いているので、ダウンなどの膨らみやすいものを入れても、勝手に口が開いてしまうことはありません。
バックパックの中や薄暗いテントの中でも目立つ、蛍光色のコードは少し長め。ボトム部分にフックで繋げられるようになっていて、荷物を持って移動するときに肩にかけたり、いろんなところに引っ掛けたりすることもできます。
サイズは1L、3L、7Lの3種類
1Lサイズは、行動食や、ヘッドライトなどの細かいギアを入れておくのにちょうどいいサイズ。
何が入っているかわかるように、行動食はメッシュポケットへ、食べ終わったゴミをナイロンポケットに入れるなど、見せたいもの、見せたくないものでポケットを使い分けると便利。
3Lサイズは、ちょっとした小物の収納に一番活躍するタイプかもしれません。アンダーウェアやソックスなどの細かい衣類を入れて、使用前、使用後で分ければ、着るときに迷うこともないし、湿気や汚れが新しい衣類に移ることも防げます。
レインウェアの収納にもおすすめです。山岳用の軽量なレインウェアなら、メンズでも3Lサイズに入りそう。
ちょっとした雨なら、レインジャケットだけを使ってパンツは履かないことがよくありますが、雨が上がってジャケットを脱いだら、ナイロンポケットのほうに突っ込んで、濡れていないパンツはメッシュのほうに。バラバラにならないし、使っていないパンツまで濡らすこともありません。
7Lサイズは、小型のテントやタープ、薄手のシュラフやスリーピングマットなどのギア類が入るサイズ。バックパックを置いて温泉に行くときなど、洗面用具と着替えやタオルを入れて、コードを肩にかけて持って行くのにもよさそうです。
使い方も入れるものも人それぞれ。何の制限もありませんが、何を入れるのにちょうどいいかわからないというなら、バッグの底を見てみてください。数字は容量、右側には中に何が入っているかチェックを付けるスペースがあるので、これを参考にしてみるのがいいかもしれません。
山や旅行に重宝するのはもちろんなのですが、もう一つの活躍の場が、自宅での収納です。
山の道具は種類も多くて、どうしても何がどこにあるかを把握するのが難しくなりがちですが、ここで役に立つのが、先ほどもチェックした底面のラベル。
何が入っているかを書き込んで、ラベルが見えるように積み上げて収納すれば、見た目はすっきり、必要なものがさっと取り出せて、まるで引き出しのように使えます。
シンプルなカラーとデザインなので、見える収納でも違和感なく普段の生活になじみます。箱型の形状なので、スタッキングもしやすい。ちょっとしたすきまを利用した収納にもぴったり。
もちろん仕事帰りにジムに行きたいとき、急に冷え込んだ時のために防寒着やマフラーを持って出かけるときなど、普段の生活にも活躍の場面はいくらでもありそうです。
スタッフバッグはいろいろありますが、二つの顔をもつユニークな形。いつ、どこで、何を入れて、どんな風に使うか、使う人次第で可能性はどんどん広がります。荷物の整理が苦手な人も、バタバタと探し物をする時間が、確実に少なくなると思いますよ。
最後に使い方のコツを少し。
3L、7Lタイプの口を開けるとき、コードロックを普通の感覚の倍の長さまで緩めるようにしましょう。
2つの口を1本のコードで絞っているため、一般的なキンチャク袋を開ける感覚でコードを緩めると、途中で引っかかって開けづらくなってしまいます。また、どちらか片方を開けるのではなく、メッシュとナイロンの両方の口を一緒に開けるのもポイント。
コードロックを大きく緩めて、両方の口を同時にガバっと開く。これがコードがずれずにスムーズに開閉できるための秘訣です。